【MARUZEN＆ジュンク堂書店　那覇店】

今週のランキングはこちらになります！
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1.沖縄県民のオキテ　　【書浪人善隆 著・伊藤麻由子 著・KADOKAWA】

2.人生には「まさか」の坂がある　　【安里賢次 著・二見書房】

3.沖縄のハ・テ・ナ？　　【沖縄ナンデモ調査隊 著・双葉社】

4.本土の人間は知らないが、沖縄の人はみんな知っていること　　【須田慎太郎 著・矢部宏治 著・書籍情報社】

5.新・戦争論　　【池上彰 著・佐藤優 著・文藝春秋】

6.日本はなぜ、｢基地」と「原発」を止められないのか　　【矢部宏治 著・集英社インターナショナル】

7.その女アレックス　　【ピエール・ルメートル 著・文藝春秋】

8.沖縄「地理・地名・地図」の謎　　【安里進 著・実業之日本社】

9.日本人のためのピケティ入門　　【池田信夫 著・東洋経済新報社】

10.満願　　【米澤穂信 著・新潮社】

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「師」が「走る」ほど忙しい師走です。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
２０１４年も残すところ僅かとなりました。大寒波の影響で、今年の冬はとてつもなく寒いのではないかと戦々恐々としていたのですが、ここ数日は天気もよく、暖かくなって一安心です。
年末・年始、忘年会や新年会の連続で体調を崩したりしないように、お気をつけください。
2015年も皆様にとって良い年になりますように。

  

こんにちは。社会科学書担当の鈴成こと成田すずです。

世の中冬休みです！
当店は年中無休（大晦日のみ21時閉店）で営業しておりますが、出版社などはほとんどがお休みに入っています。
そのためお取り寄せ等にいつもより日数を要してしまいます。
申し訳ございません・・・。

さて、2014～2015年の年越しは曜日の並びが良いようで、金曜日に仕事納めで新年は5日からという長期休暇のかたも多いようです。

しかし、毎日毎日仕事をしていると連休ってなんだかポカンとしてしまいませんか？
特に家族がいるとゴロゴロしてばかりでもいられません。
そんなときはもちろんジュンク堂へどうぞ！

けれどお正月、連日お出かけというのもちょっと・・・。

「カルタとり」「すごろく」などの定番は一通り経験しちゃったお年頃のお子さん、お家で暇をもてあましている親御さん。
今日はビジネス書からとっておきの遊べる本をご紹介します。
ビジネス書です。児童書コーナーにはない本なのです。

リンゴをほめるだけでアイデアが豊かになる本
こどもごごろ　れんしゅう帖
博報堂こどもごごろ製作所／技術評論社

人間、大人になるにつれ頭が固く鈍くなっていくものです。
そんな頭の錆を落として思考を柔軟にする、というのがこの本。
全編にちりばめられたこのユルかわいいイラストでまずひと笑いしましょう。

本書では「5つの力」を伸ばすことを推奨しています。
幅力（はばぢから）
逆力（ぎゃくぢから）
感力（かんぢから）
楽力（たのしぢから）
創力（つくるぢから）
それぞれがどんなヂカラなのかはちゃんと説明されていますので本文をご参照ください。

これらのためのトレーニングとなるおもしろゲームがたくさん載っています。
必要最低人数2人～
所要時間は2分から90分までさまざま。

ひとつだけご紹介します。
「ヘンテコトバ選手権」　用意するもの：紙とペン
二つのグループに分かれ、一方は形容詞だけを、もう一方は名詞だけを書いたカードをたくさん作ります。
出来上がったら代表がそれぞれ一枚ずつランダムに引いて、読み上げます。
「○○○××！」

「恐ろしいコップ！」とか「甘いボールペン！」といった、意味不明な（でもなんか想像しちゃう）まさかの組み合わせで全員が笑い転げる様子が目に浮かびます。
これって、あれですね。言葉の福笑いみたい。
勝ち負けはないですが、たぶんめちゃめちゃ楽しいと思います。
このほかにももちろん勝敗のつくゲームもありますし、体を動かすものもあります（暗闇全力疾走！　とか、気になりますでしょ）。

もとはビジネス思考術向けに作られた本ですが、鈴成はあえてこれをお正月のおうち遊びにおすすめしたい！
頭の固くなってしまった大人たちが会社の仲間とやるだけでなく、本物のこどもも交えてやっても楽しめるのではないかと。
こどもの教育にもいいかもしれませんし、真のこどもごごろにあっと驚くこともあるかもしれません。

というわけで、初笑いはこれで決まり。
新春特番の若手芸人より、こっちのほうが笑えちゃったりして?!  

シャークネード　カテゴリー２という映画を皆さんは知っていますか？　
え？　何それおいしいの？　いや映画だから食べられないか……

なんて思っているあなた。これはサメ映画なのでむしろ「食べられる（私）」といっておきます。頭からガブガブです！

実は私、先日ニコ生の放送でシャークネードという映画を見ました。はじめはサメ映画なんて最後はガスボンベをサメの口にぶち込んで爆破させるだけの映画だ！　
という偏見を持ちながらも、「竜巻×サメ」、「空からサメが降ってくる」というキーワードに引かれ見てしまいました。

なめてかかった私。

映画冒頭で早速やられました。


出版：洋泉社　　価格：1200+税

B級映画ならなんでもありだ！　気にするヤツは楽しめない！　といったノリで、物理法則を無視してサメが空を飛びまわり（トルネードに巻き上げられただけなのに都合よく人に突っ込んでくる）初っ端から人を襲うサメ。

え？　なにこれ？　やめ……あ、ぎゃああああああああああああああああ！！！　さっそく死んじゃった（・A・；）

ルール無視の地獄絵図に呆然とする私。

一応ニコ生なのでコメントが流れてくるのですが、どうやらこれが皆さん良いらしく

きたああああああああ
サメきたああああああああああ
いええええええええええええい




もう「細けぇことはどうだっていいんだよ！鮫なんだよ！」といった状態。

そして物語が進むにつれて、私を含めた視聴者たちのテンションは高ぶっていくばかり！

突っ込みどころは満載なのですがいつのまにかそれすら楽しい。ちぐはぐな場面が腹筋を壊しに来る。

そして後半の大逆転にもう大興奮！　
逃げるだけの展開なんてもうおしまい！

ニューヨーカーの反撃にサメ竜巻、いえ、シャークネードもひとたまりない。

そして最後に残る余韻はエンドクレジットが終わっても続いていました。

B級？C級？　いや超B級！！

自分はとても楽しめた作品となりました。

皆さん久しぶりにこういった映画いかがですか？

それと一緒に解説本も！　なんてね。

追伸：この動画を見るとサメ映画が見たくなる！！

天使にサメ映画を
http://www.nicovideo.jp/watch/sm25354209


  

皆さんこんばんは。
クリスマスまであと３日！
ですが、今日は特にクリスマスとは関係のない本のご紹介です。

明日23日14時より、地下イベントスペースにて、「マンガ『沖縄県民のオキテ』(KADOKAWA 中経出版)刊行記念トーク&サイン会」が開催されます！そちらの対象書籍がこちら。



「沖縄県民(ウチナーンチュ)のオキテ」
原作：書浪人善隆・伊藤麻由子　漫画：瀬田 まいこ KADOKAWA　（1,000円＋税）

ウチナーンチュの夫・書浪人善隆さんと、ナーチャーの妻・伊藤麻由子さんのカルチャーギャップな日々を、マンガで楽しく紹介。
あれ、これって沖縄だけ!?という日常エピソードが満載です。
合間に載ってる「ウチナーンチュソウルフード」や「現代ウチナーグチ図鑑」も、ウチナーンチュなら思わずわかる！と手をたたいてしまうものばかり。

明日のイベントは原作のお二人と、漫画を担当された瀬田まいこさんをお迎えして、ウチナーンチュとナイチャーの違いについて面白おかしく徹底トーク！是非是非ご参加ください！  

今週のランキングはこちらになります！
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1.沖縄のハ・テ・ナ？　　【沖縄ナンデモ調査隊 著・双葉社】

2.新・戦争論　　【池上彰 著・佐藤優 著・文藝春秋】

3.21世紀の資本　　【トマ・ピケティ 著・山形浩生 訳・守岡桜 訳・みすず書房】

4.日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか　　【矢部宏治 著・集英社】

5.失意ノ方　居眠り磐音江戸双紙　　【佐伯泰英 著・双葉社】

6.ピケティ入門　「21世紀の資本」の読み方　　【竹信三恵子 著・金曜日】　

7.お金が貯まるのは、どっち！？　　【菅井敏之 著・アスコム】

8.フランス人は10着しか服を持たない　　【ジェニファー・L・スコット 著・神崎朗子 訳・大和書房】

9.自閉症の僕が跳びはねる理由　　【東田直樹 著・エスコアール】

10.本土の人間は知らないが、沖縄の人はみんな知っていること　　【須田慎太郎 著・矢部宏治 著・書籍情報社】
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さて、今日はジュンク堂書店の店頭ですぐに、無料で作る事ができるポイントカード、ｈｏｎｔｏカードのお話です。
ジュンク堂書店のチェーン店でお買い物をすると、100円につき1ポイントが貯まっていきます。
50ポイント以上貯まると、1ポイントあたり1円で商品お買上げの時に利用できちゃうのです。
でも、ポイントを使う前にひとつ「会員登録をする」という作業が必要になるんです。
方法はとても簡単で、インターネットを接続してお客様の氏名・メールアドレス等の情報を入れるだけ！
あとは入力したアドレスへメールが届く→メール内容をよく読み、最後の動作をして完了です。

ポイントカードを持っているだけで色々な特典が受けられてお得です。（ポイント倍増キャンペーン、電子書籍クーポンプレゼント等）
まだ私たちも知らない驚きの特典が今後も出てくるかも！ドキドキ…

最後までお付き合い下さりありがとうございました。
是非ご入会してみてはいかがですか？
  

皆様こんにちは、こんばんは。理工書担当にございます。
あと少しでクリスマスですが、それを越えるともう年末、お正月です。
これからさらに慌しくなりそうですね。

さて今回ご紹介する本は3冊！


「マンガでわかる統計学入門」
著者：滝川好夫
出版社：新星出版社
価格：１７００円＋税
　マンガを交えて統計学を分かりやすく説明。
そもそも統計学って何？という初心者さん向けの一冊。
まずはマンガで大まかに内容を掴んで、実際に数式を解いてみよう。



「統計学が最強の学問である 実践編」
著者：西内啓
出版社：ダイヤモンド社
価格：１９００円＋税
大人気「統計学が最強の学問である」の続編です。
前作では統計学の歴史や本質を紹介していますが、今回はさらに踏み込んだ実用的な内容になっています。
ビジネスと統計学ってこんなにも関連性があるなんて！




「仕事に使える！『統計分析』が中学数学とＥｘｃｅｌだけでできる本」
著者：間地秀三
出版社：明日香出版社
価格：１５００円＋税
　仕事で統計を使ってるけどイマイチよくわからない…という方向け。
シンプルなドリル形式で前半は電卓片手に、後半はエクセルを使いながら統計分析を学んでいきましょう。

数学はてんでダメな理工書担当ですが、少しずつ統計学について分かってきました！
でも上手く活かせるかは未知数です…よし、ガンバロ。
ご紹介した本は１階新刊コーナー、もしくは２階理工書の５番・統計学の棚にて展開中です！  

みなさんこんにちは。
クリスマスまであと一週間！地下１階では、クリスマスにちなんだフェアが開催中。
その名も「書店員が選んだクリスマスに贈りたい本」です！
那覇店のスタッフ皆にクリスマスに贈りたい１冊を選んでもらいました。
友達に、家族に、○○な人に贈りたい一冊がぎっしり詰まったフェア台となっています。
クリスマスプレゼント選びに迷っている方、是非本のプレゼントはいかがでしょうか？

本日はそちらのフェアから、何冊か紹介します！


～友達に贈りたい一冊～

「くまのプーさん小さなしあわせに気づく言葉」
PHP研究所　(533円＋税)
中国の菜根譚を、プーさんの言葉でやさしく紐解いた一冊。
文庫サイズなので、お手軽にプレゼントできます。


～本を読まない人に贈りたい一冊～


「100万回生きたねこ」
佐野 洋子著　講談社　(1,400円＋税)
こどもの頃に読んだことがある方も多いのではないでしょうか？ 1977年に発行され、いまだ愛され続けている名作絵本です。
お子さんへのプレゼントにだけでなく、大人になってからまたあらためて読んでみてほしい一冊。きっと昔とは違う見方ができると思います。


～クリスマスもお仕事頑張る人へ贈りたい一冊～

「ニーチェ先生　コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた」
ハシモト(漫画)　松駒(原作)　KADOKAWA　（514円＋税）
クリスマスこそフルパワーでお仕事！という皆さん、これを読むと「みんな頑張ってるんだな…！」と、ちょっと元気をもらえるかもです。
でもこんな新人さん入ってきたら、胃に穴があきそうです。


このほかにもたくさんの本を集めてますので、是非フェアコーナー、覗いてみてください。

レジでは今の時期限定で、クリスマス用のラッピング用紙もご用意しております。お子さん向けの可愛いサンタの柄から、大人向けのシックな柄まで８種類。いつものラッピング用紙ももちろんご用意してありますので、全部合わせるとかなりの種類が。
ちなみに図書カードも、クリスマス専用ケースのご用意があります！

クリスマスプレゼントでお悩みの方は、是非ジュンク堂書店那覇店へご来店ください♪
  

みなさんこんばんは。雑誌担当の儀間でございます。
12月も半分過ぎました。今年もあと2週間とちょっと。楽しんでいきましょう。


ということで今回紹介する雑誌（正確には書籍なんですが…）はこちらでございます。





別冊モモト「世界遺産　今帰仁城跡」
発行：東洋企画
値段：６００円（税抜き）


今帰仁城跡をテーマにした別冊モモトでございます。
東洋企画様は今までも、モモトシリーズで多くの沖縄関連の特集を出していますが、今回は世界遺産に指定されている今帰仁城跡を紹介しています。

今帰仁の歴史や文化の紹介はもちろん、今帰仁グスク周辺のガイドも本誌に掲載しています。
写真を多く使っていて、とても見やすく、美しい雑誌となっています。
これを機に、今帰仁の歴史を学んでみませんか？


今回紹介した書籍は、1F雑誌コーナーと2F人文書コーナーにて展開しています。
皆様のご来店、お待ちしております。

  

　　　　　　　招き猫亭コレクション　猫まみれ
　　　　　　　　　　　求龍堂　2700円（税込み）

10匹の猫と家の壁を埋め尽くす猫作品に、文字通り「猫まみれ」になりながら暮らす謎のコレクター「招き猫亭」のコレクション一挙掲載。
ヨーロッパ、日本、江戸から現代まで描かれた猫700匹。生態から歴史まで猫うんちく満載。猫は必見、見て読んで大満足の猫本登場。

最初のきっかけとなったのは、スタンランの《猫と少女》のポスターでした。４０年くらい前、ふらっとギャラリーに入った主人の一目ぼれ。その後の生活費の事など全く考えずに家中のお金をかき集めて購入しました。若さですよね。
作品のセレクトは、二人で相談します。「好きか？嫌いか？」という単純な基準です。


書店員のひとり言
猫というのはどこにいても絵になってしまう生き物なのだなぁと、よく思います。
時代・国籍問わず、絵画になったり、浮き終えになったり、はたまたフィルムにおさめられたり。
周囲に猫好きだとバレてしまうと、お土産やらなんやらで、微妙な猫グッズが勝手に溜まってしまうジレンマがあるのです。
本書は招き猫亭さんの素晴らしいコレクションが掲載されていて、猫うんちくもたっぷりと書かれているので、見応え、読み応えともばっちりです。




  

今週のランキングはこちらになります！
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1.沖縄のハ・テ・ナ？　　【沖縄ナンデモ調査隊 著・双葉社】

2.新・戦争論　　【池上彰 著・佐藤優 著・文藝春秋】

3.普天間移設　日米の深層　　【琉球新報「日米廻り舞台」取材班 著・青灯社】

4.2014沖縄県知事選ドキュメント　　【沖縄タイムス社】

5.本土の人間は知らないが、沖縄の人はみんな知っていること　　【須田慎太郎 著・矢部宏治 著・書籍情報社】

6.沖縄琉球暦　平成27年版　

7.21世紀の資本　　【トマ・ピケティ 著・山形浩生 訳・守岡桜 訳・みすず書房】

8.ナミヤ雑貨店の奇蹟　　【東野圭吾 著・KADOKAWA】

9.嫌われる勇気　　【岸見一郎 著・古賀史健 著・ダイヤモンド社】

10.東京ブラックアウト　　【若杉冽 著・講談社】
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こんにちは。
今年の漢字は「税」に決まりましたね。
増税は生活に負担がかかるけど、社会保障制度の維持や国の借金を考えるといた仕方無いのか…
ひとまず10％への増税は伸びました。ホッ…。
昨日の衆議院選挙、全国的に自民・公明が大多数の票を集めましたが、沖縄での結果は歴然。
しかし、比例代表での当選を果たした結果、沖縄県の小選挙区候補者9名全員が選ばれ、何だかなぁという感じも。
投票率は戦後最低の51％台とニュースで出ていました。

さて、前週予告していた使えるお得なジュンク堂書店のポイントについては次回お伝えしようと思います！
では、また次回も読んでいただければ幸いです。  

こんにちは。社会科学書担当の鈴成こと成田すずです。

前回私が担当した記事では、「選挙に行かずにはいられなくなる本」の特集についてお知らせしました。
その衆議院総選挙がまさに本日、投票日を迎えています。
もう投票はお済みですか？

今回の選挙フェアの本はどれも超おすすめばかりでしたが、鈴成のイチオシだったのは実はこれなんです。

プリンシプルのない日本（文庫版）
白洲次郎／新潮社
プリンシプルのない日本（単行本版）
白洲次郎／メディア総合研究所


日本政治外交史において伝説的な存在となっている白洲次郎ですが、本人による著作はこの一冊のみ。
文藝春秋などの雑誌に掲載された随想や評論を収録したものです。

私自身、白洲次郎といっても名前を聞いたことがある程度で数年前まではよく知りませんでした。
しかし衝撃的な出会いのきっかけがこれです。
日本国憲法はどう生まれたか（ディスカヴァー携書104）
青木高夫／ディスカヴァー・トゥエンティワン
ビジネス英語のエキスパートである著者が、英語の訳や文書の扱いなど独特の視点から日本政府とＧＨＱのやり取りを描き出したこの本。
知識のある方なら当たり前にご存じの話かもしれませんが、両者の間に立つ白洲次郎の存在がこの浅学者には鮮烈に飛び込んできました。
これを最後まで読んだとき、参考文献として紹介されていた「プリンシプルのない日本」が無性に読んでみたくなって、翌日の昼休みにはもう新潮文庫の売り場に向かっていたという状態でした。

読んでみると本当に新鮮です。
戦火の残したおびただしい煙ががまだ人々の心に残っていた、そんな時代の真っただ中を体験できる本です。
50年も前の評論なのに、今読んでも全く時代遅れではないこの感じはすごすぎます。
自分たちはいったい何をやってきたんだろう、白洲次郎が今生きていたら、どんな喝を入れてくれただろう・・・想像は尽きません。
彼が持っていたという高級車、実はタイムマシンだったんじゃないかと思ってしまったりします。

白洲次郎（1902～1985）は芦屋の富豪の家に生まれ非常に裕福な育ちなのですが、英国留学などで高めた見聞と巧みな英語力で吉田茂の補佐を務めたことで有名です。
電力会社の会長をしていたこともあり、それらの経歴だけを見れば浮世離れした貴族のようにも思えてしまいそうです。
しかし「プリンシプルのない日本」のなかにあるのは、それとは正反対の庶民目線。
情けない役人、狡猾な企業など、現代にも通ずる世の中の不条理をバッサバッサと斬る論調は、上の人でも外の人でもなく、一人の国民。
それもそのはず、芦屋のぼんぼんだったはずの白洲次郎は東京郊外（今の町田あたり）に居を構え、農業にいそしんでいたのです。
使用人を雇って、とかではなく自ら畑に出て土を耕していました。
第二次大戦が終わる前から敗戦とその後の食糧難を見越していたともいわれ、実際に空襲で焼け出された東京の友人を迎え入れています。
それでいて政界にも頼りにされた不思議な民間人。こんな人、今いるでしょうか。
いや、今こそいてほしい、そんな気さえします。

彼がこの文章をつづりながら抱いていたであろう、民主主義を上手に使いこなす賢い国民に、私たちはなり得ているだろうか。
読んで楽しい痛快さとともに、さざなみのような自責の念が寄せてくるような思いがしました。  

　今回は文庫・新書担当より、本を紹介させていただきます。
出版が２００６年と、新しい本ではありませんが、最近売れ行きが急上昇中！の一冊をご紹介させていただきます。




「ニッポン社会」入門
著者：コリン・ジョイス
出版社：NHK出版
価格：700円（税抜き）


　１０月ごろ、文藝春秋にて、『ローマ人の物語』などの著者、塩野七生さんが紹介したことでにわかに注目を浴びることになったそうです。
　著者であるコリン・ジョイスさんは、９２年に来日し日本語を勉強、高校で英語教師をしたのち、ニューズウィーク日本版や英国紙の新聞記者を勤め現在はフリージャーナリストという経歴を持つお方。
　日本人にとっては当たり前で、素通りしてしまうような光景や習慣を、切れ味のよい知性と観察眼にてつぶさに捉え、イギリス人らしいユーモアやジョークをふんだんに加えた文章は小気味よく軽快に楽しむことができます。

　『ワクワク』や『ガンガン』といった、いわゆるオノマトペの愉快さと難解さに戸惑う様子や、『電話のときに無意識にお辞儀をしていた』『本国から遊びに来た友人に納豆を食べさせようとする』など、ニッポンに馴染んで「しまった」外国人あるあるなど、刊行から８年経過した現在でもそのおもしろさは失われておりません。

　お手軽に読めて楽しめる一冊なので、皆様も手にとってみて下さいませ。

　  

こんにちは。実用書担当より新刊のご案内です。
まずはこちらをご覧ください。


TRFイージードゥダンササイズDVD BOOK　より引き締まる！ミリオンベスト版
宝島社　本体価格940円


はい、きました。
以前バカ売れしました、TRFのダンササイズDVD第２弾でございます！
ここでご注意いただきたいのですが、
イージー・ドゥ・ダンササイズとタイトルに銘打ってはおりますが、
今回「EZ DO DANCE」は収録されておりません。
（前作にはしっかり収録されております、こちらもチェック！）
今回の収録曲は、「Overnight Sensation」「masquerade」「CRAZY GONNA CRAZY」の3曲。
またしても名曲じゃないですか、うわあ懐かしい！と叫びたくなるナイスチョイスじゃないですか。
これは踊るしかありません。踊って尚且つやせるしかありません。

地下１階ダイエットのコーナーや、１階の話題書コーナーにて展開しております。
忘年会、クリスマス、お正月、着々と増す体重を、楽しく踊って維持しましょう！  

今週のランキングはこちらになります！
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1.沖縄のハ・テ・ナ？　　【沖縄ナンデモ調査隊 著・双葉社】

2.2014沖縄県知事選ドキュメント　　【沖縄タイムス社】

3.日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか　　　　　　　　　　　　　　　　【矢部宏治 著・集英社インターナショナル】

4.お金が貯まるのはどっち！？　　【菅井敏之 著・アスコム】

5.ナミヤ雑貨店の奇蹟　　【東野圭吾 著・KADOKAWA】

6.新・戦争論　　【池上彰 著・佐藤優 著・文藝春秋】

7.本土の人間は知らないが、沖縄の人はみんな知っていること　　【須田慎太郎 著・矢部宏治 著・書籍情報社】

8.あなたも沖縄でアパート大家さん！　　【仲村渠俊信 著・ボーダーインク】

9.普天間移設　日米の深層　　【琉球新報「日米廻り舞台」取材班 著・青灯社】

10.沈みゆく大国アメリカ　　【堤未果 著・集英社】
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こんにちは。今日はジュンク堂書店ネットストアについて紹介させて下さい。
【MARUZEN＆ジュンク堂書店ネットストア】
弊社ネットショップではジュンク堂書店の倉庫から全国へ出荷いたします。その際、通常では手に入りづらい出版社品切れ・絶版商品もなんと！全国のジュンク堂書店で本の売場に残っていれば、それを探し出してお届けすることができるのです。（一部、対象外の店舗もあります。）
くわしくはこちらへ
これはネットショップならではの特典！普通、店で問合せされると実際のところ送料や手数料がかかってしまうので敬遠される方も居ます。
が、ネットショップでは一切かかりません！《代引き手数料300円無料キャンペーン中》

さらに！クリスマスまでの期間ラッピングサービスを始めました！
子どものプレゼントに、また普段会えない大事な人に本を送りませんか？
こちらは有料：300円となっています。

さて、いかがでしたでしょうか。
では、次回も使えるジュンク堂書店のサービスの話をしていきたいと思います。  

皆様、こんにちはこんばんは。理工書担当にございます。
クリスマスツリーをたくさん見かけるようになりましたね。
昔はクリスマスのライトってカラフルなものが多かったと思うのですが、
最近だと青や白が主流なんですね。

さて、今回ご紹介する書籍はコチラ！



「ネペンテスとその仲間たち　食虫植物ハンドブック」

著者：土居寛文
出版社：双葉社
価格：1800円＋税

園芸店などでも見かけることの多くなった食虫植物。
ですが、その育て方ってご存知でしたか？
実は虫だけを食べている訳ではないんです！
様々な色や形をした食虫植物、その全２６１種をフルカラー収録。
基礎知識や育て方、さらには増やし方のコツまで国内屈指の栽培家である土居さんが紹介しています。
これでうっかり枯らしてしまった…なんて失敗もなくなりますね。
とか書いておきながら、実は私も枯らしてしまった内の一人だったりします…。
今度リベンジしてみようかな

当書籍は２階理工書、４番の植物図鑑の棚にて展開中です。  

みなさんこんにちは。雑誌担当の儀間でございます。
12月に入ってから急に寒くなりましたね。朝、布団から出るのがツラくなってくる時期ではないでしょうか。
体調管理等気をつけていきましょう。


というわけで今回はこちらの雑誌を紹介します。




ELLEgirl　通常版　2015年1月号（左）　定価：390円
ELLEgirl　Big版　　2015年1月号（右）　定価：480円
出版社：ハースト婦人画報社

ハースト婦人画報社から刊行されている「エル・ガール」です。
同じに見えるでしょう？実は少し違うところがあります。
画像では同じ大きさですが、ELLEgirlBigの方は通常のELLEgirlより雑誌が大きめです。内容は同じです。記載されている内容を大きく見たい！という人におすすめです。
また、付録の内容が違います。通常版には、リップ柄ポーチとクレヨンリップ、Big版にはネコ柄ポーチとネイル2本セットが付いています。
付録の内容でどちらを購入するか決めるのもいいですね。


あ、値段もちょっぴり違います。通常版390円、Big版480円です。
冬のおしゃれガールを皆さんも目指してみませんか？


今回紹介した雑誌は、1F雑誌コーナーの女性誌の棚に展開中です。
皆様のご来店、お待ちしております。

大人気雑誌のため、売り切れ御免！　取り寄せが不可能の場合もございます。

  

こんにちわ。師走の1日目でブログを担当、事務のTです。
せっかくなのでクリスマスらしい本を紹介するつもりが、全く逆になってしまいました。


ありふれた愛じゃない　　村山由佳 著　　文藝春秋　　1,620円（税込）

同性上司との対立と和解、自分らしく働きたいという思い、年下の恋人への遠慮、人生で最も愛した男の記憶……恋愛と仕事に心揺れる大人の女性であれば誰もが胸に覚えのある切実なテーマを描き、読む者のこころを強く捕える、激しいラブストーリーが完成。 著者は2度のタヒチ取材を敢行。美しい海や島々の豊かな自然、世界一のリゾートホテル「セント・レジス」の豪奢な空間、人々で賑わう朝市や屋台村「ルロット」の猥雑な魅力、出産のために訪れるクジラ……精緻な描写で楽園の島の風物もリアルに伝える。《TRC MARCより》

《↓ここから事務T・コメント》
同世代で共感できる上に、南の島タヒチで味わう贅沢ぶりがたまらない！
異国情緒ただよう風景を頭でイメージしているだけで癒されます。
黒真珠の買い付けで赴いたはずの地で、次々とあり得ないトラブルに遭遇してしまう真奈。
恋愛小説が好きな大人の女性におすすめの一冊です！
女性の心の機微を描くのが上手いのは言うまでもなく、引きこまれて一気に読んでしまいました。  

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1.お金が貯まるのはどっち！？　　【菅井敏之 著・アスコム】

2.日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか　　　　　　　　　　　　　　　　【矢部宏治 著・集英社インターナショナル】

3.新・戦争論　　【池上彰 著・佐藤優 著・文藝春秋】

4.本土の人間は知らないが、沖縄の人はみんな知っていること　　【須田慎太郎 著・矢部宏治 著・書籍情報社】

5.普天間移設　日米の深層　　【琉球新報「日米廻り舞台」取材班 著・青灯社】

6.神様とのおしゃべり　　【さとうみつろう 著・ワニブックス】

7.TRFイージードゥダンササイズDVD BOOKより引き締まる　　【宝島社】

8.PK　　【伊坂幸太郎 著・講談社】

9.沈みゆく大国アメリカ　　【堤未果 著・集英社】

10.迫りくる沖縄危機　　【惠隆之介 著・幻冬舎ルネッサンス】
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こんにちは。
今日から師走。街のイルミネーションがあちこちで賑やかに光を放ちます。
なんとも心が浮き立つ季節ですね。
そんな中、アベノミクスの是非を問う事実上の選挙がまもなく公示され、同月14日に投票が行われます。
争点は経済政策の他、集団的自衛権、原発問題など広く及んでいるので、各党の公約をきちんと把握した上で慎重に選びたいです。
先日、沖縄県知事が決まり、普天間基地移設の問題を任せられるのは現内閣か否か…と自問する矢先に解散するとは。
慌ただしい年末になりそうです。