【MARUZEN＆ジュンク堂書店　那覇店】

こんにちは。雑誌担当ウ―パールーパー(本名：アホロートル)です。

今回、月刊誌「DAYS JAPAN」のバックナンバーをご紹介します。


左：2011年1月号「浜岡原発―爆発は防げるか/広瀬隆」

右：2009年11月号「祝島―原発を拒否する人々」


もし東海沖で地震が起こったら、そして津波が原発を襲ったら、冷却機能が損なわれたら…
2007年に新潟県中越沖地震が柏崎刈羽原発に実際に与えた影響と、今後地震が起きた時に予測される事態が綴られています。
「原子炉時限爆弾」の著者である広瀬隆さんのルポは、発生地域を福島県沖から静岡県沖に移しただけで、全くいま現在の状況を言い当てています。
もう一度言います。これは2011年1月号です。
昨年の12月に発売されました。

予測が当たっていることがすごいのではありません。
今起きていることは、「不測の事態」ではなかったということなのです。
あり得ない事がおきたよぉぉー、どうしよう、なんかこわいよう、こっちくるなよー、もうにげたいよー！
・・・そうではないのです。
これは福島だけの問題ではなく、私たちみんなの問題として冷静に受け止め、「いま」を知ることが必要なのです。

さらに前に発売された「祝島」の特集号、こちらは島の対岸に建設されようという山口県の上関原発に反対する小さな、きれいな島の話です。
ここには福島第一原発の元労働者のかたも住んでいて、原発の怖さを伝えているそうです。

DAYS JAPANはフォトジャーナリズム雑誌なので、写真を中心にわかりやすい記事が掲載されています。
この「いま」がわかるバックナンバーが「未来」を見つめていく一つのヒントとなればと思い、もともとバックナンバーは置いていませんが今回緊急入荷に踏みきりました。
ぜひ読んでみて下さい。