【MARUZEN＆ジュンク堂書店　那覇店】

とは言っても、恐いものは恐いですよね...

サラーム！人文担当です。
今回は少し面白そうな本を紹介します。





・鬼とはなにか
著者：戸矢 学
出版社：河出書房新社
値段：1998円（税込）


いきなり唐突なタイトルですよね。
鬼というのは、日本だけでなく、外国でも似たような化物がいたります。しかし、この「角が生えて、赤黒い、恐ろしい表情をする」者であれば、おそらくそれは人固有のものではないかと思います。

鬼そのものは時々テレビでも、心霊写真などでよく現れたり（本当かどうかは別ですが）することもあり、もしかしたら昔から言われている鬼とは違う「鬼」が存在するかも知れない。その疑問に答えてくれる書籍が登場しました！！

実は鬼も私の好きな化物で、童話でも「泣いた赤鬼」が好きだったりします。そうなんです、鬼は全員「悪い化物」とは限りません！！

その証拠に現在も、鬼を祀った神社が数件あり、鬼に親しみを感じている県民も存在します。鬼がその地域を守ったり、人間と親しもうとするが、逆に人間が恐ろしがってしまい、とうとう退治してしまったりしてしまう童話も存在します。

鬼にもいろんな鬼が存在する！もし興味があれば、是非この本を読むことをオススメ致します。