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Posted by TI-DA at

2015年01月26日

+++MY BOOKS+++ 《週間ランキング10》

今週のランキングはこちらになります!
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1.「野菜中心」をやめなさい  【渡辺信幸 著・宝島社】

2.沖縄の不都合な真実  【大久保潤 著・新潮社】

3.人生には「まさか」の坂がある  【安里賢次 著・二見書房】

4.日本人のためのピケティ入門  【池田信夫 著・東洋経済新報社】

5.21世紀の資本  【トマ・ピケティ 著・みすず書房】

6.沖縄「地理・地名・地図」の謎  【安里進 著・実業之日本社】

7.ピケティ入門『21世紀の資本』の読み方  【竹信三恵子 著・金曜日】

8.サラバ!(上)  【西加奈子 著・小学館】

9.フランス人は10着しか服を持たない  【J.L.スコット 編・大和書房】

10.世界史の極意  【佐藤優 著・NHK出版】


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糖質ゼロ、肉・卵・チーズを中心とした食事をすすめる渡辺信幸先生の新刊が一位になりました。他にも、直木賞受賞の『サラバ!』がランクインするなど、今後の展開に目が離せません。
  

Posted by 在庫数120万冊!西日本最大級!ジュンク堂書店那覇店 at 18:19Comments(0)ランキング

2015年01月25日

アッサラーム・アライクム(あなたに平和を)

こんにちは。社会科学書担当の鈴成こと成田すずです。

ご存知のかたもいらっしゃると思いますが、このブログは当店の全ジャンル担当の持ち回りになっております。
今日は前から決まっていた社会科学書担当の日です。

偶然とはいえこのタイミングを与えられ、紹介する書籍を何にするべきか本当に本当に迷いました。
一晩中考えました。
そして、これにしました。

45分でわかる!
イスラムの真実と世界平和。
内藤正典/マガジンハウス


※内藤先生の最新刊はこちらです。

現在同志社大学で教鞭をとられている著者の内藤正典さんを知ったのは一昨年の1月、アルジェリアで武装グループによる人質事件が発生した直後でした。
ふとしたきっかけで氏のロングインタビューを目にしたのですが、私たちが日頃ニュースで見聞きしているイスラムのイメージがいかにステレオタイプなものであるかと気づかされました。
テロリストの代名詞のように「アルカイダ」というけれど、実際アル・カイダという言葉は「どこそこに拠点を置くもの」くらいの意味で、本来は「アル・カイダ・ナニナニ」と続き、例えるなら「ナニナニ組」の「組」みたいなものだ、と知ったときはちょっとびっくりしました。
お話の内容は襲撃事件の考察からその地域の歴史的・文化的な解説にわたる幅広いものでした。
アルジェリアや隣国のマリがかつてフランスの植民地であり、そのことは現代の社会情勢やフランス社会にも深く影響していること、自由と人権の国という印象が強いフランスにも、実はかなり厳しい人種差別があることなどが語られました。

本書はそのインタビューからさらに3年余り前、高校生向けに行われた講演を書籍化したものです。
パキスタンでマララさんがタリバンに撃たれた事件(2012年)も、さきのアルジェリアの事件(2013年)も、「イスラム国」の台頭も、シャルリー・エブドの事件も、そして今起きているシリア人質事件も、まだ起こる前の講演です。
わかりやすく、面白く、人間として身近に感じられる話もたくさん出てきます。
恐ろしい緊張感と、胸が張り裂けそうな情報が飛び交う今このとき読むと、ずいぶん柔らかい本に感じられるかもしれません。
かといって内容が古いのかといえばそんなことは全くなく、むしろここまでこじれてしまったのはなぜなのかを少し立ち止まって考えるのに最適なのではないかと思います。
イスラム教のことだけでなく、ムスリム(イスラム教徒)の文化やものの考え方など、異文化として知っておくことは決して損ではなかったはずです。
これからでも遅くはないはずです。
対話をして、共存していくためには必要なことです。
さらに分かることは、タリバンや「アル・カイダ・なんとか」やイスラム国といった、原理主義とか過激派といわれる勢力は、結局のところ本当のムスリムからすれば到底認めることのできないことをやっているので、それを「イスラムだ」と思ってしまってはいけないのだということです。
まずは元々のイスラム(語源は“平安”だそうです)のことを知り、その文化で生きている人たちのことを知ることが、差別や憎悪の火を消していく恵みの雨を呼ぶことにつながるのかもしれません。

今なお、シリアで人質となっている方がいます。
彼のようなジャーナリストが危険を冒してまで踏み込んで戦場の様子を伝えてくれるから、私たちはその情報を本屋で提供したり、報道で知ったりできます。
今朝がた出された声明の中で彼は「妻と娘に会いたい」と言っています。
本書によるとイスラムでは「女性と子どもをつらい目にあわせることは残酷で理不尽なこと」と考えられているそうです。
どうかこの考え方の通り、罪のない女性と幼い子どもたちのもとへ、大切なお父さんを帰してあげてほしい。
今はそう願うばかりです。  


Posted by 在庫数120万冊!西日本最大級!ジュンク堂書店那覇店 at 18:48Comments(0)新刊・話題書

2015年01月23日

やきとりと日本人

皆さまこんにちは、こんばんは。
最近は寒い日が続いておりますが、風邪にはお気をつけくださいませ。
本日は文庫・新書担当から『やきとり』の本をご紹介します。


『やきとりと日本人』
著者:土田 美登世
出版社:光文社
価格:842円(税込)


もうなんてったって、タイトルが素敵ですね!
やきとりの文化・歴史・名店学や老舗学などなど
部位一覧まで紹介されており
やきとりのバイブルとなる一冊です。

沖縄にも(ジュンク堂のすぐ近くにも!)
美味しいやきとり屋さんがたくさんあるので
開拓しながら、やきとりを食べながら、
この本で『やきとり』について学んでみませんか?

こちらの書籍は、
1F文庫・新書コーナーの新刊・話題書にてご用意しております。
ご来店の際は、是非お手にとって見てくださいませ。


個人的に好きなやきとりは、ネギマとハツです。
塩も美味しいですが、ごま油で食べるのもまた美味です!
  

Posted by 在庫数120万冊!西日本最大級!ジュンク堂書店那覇店 at 22:40Comments(0)

2015年01月20日

+++MY BOOKS+++ 《週間ランキング10》

今週のランキングはこちらになります!
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1.日本人のためのピケティ入門  【池田信夫 著・東洋経済新報社】

2.21世紀の資本  【トマ・ピケティ 著・みすず書房】

3.人生には「まさか」の坂がある  【安里賢次 著・二見書房】

4.沖縄「地理・地名・地図」の謎  【安里進 著・実業之日本社】

5.沖縄県民のオキテ  【書浪人善隆 著・伊藤麻由子 著・KADOKAWA】

6.日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか  【矢部宏治 著・集英社インターナショナル】

7.新・戦争論  【池上彰 著・佐藤優 著・文藝春秋】

.りんごちゃんと、おひさまの森のなかま①  【大田知子 著・1万年堂出版】

.沖縄の法則  【沖縄の法則研究委員会 編・泰文堂】

.神さまとのおしゃべり  【さとうみちろう 著・ワニブックス】


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受験シーズンですね。
紹介するランキングには入りませんが、この時期には入試の問題集がとても良く売れます。
先週まではセンター試験対策の本、そして今週からは「赤本・青本」といった学校別の過去問題集がピークを迎えます。
買物にくる受験生を見ると、是非がんばって合格を決めてと応援したくなるのですが(「ジュンク堂で参考書を買うと合格する」というウワサができて欲しい・・・)、
まずは体調に十分注意して、もてる力を存分に発揮してもらいたものですね。
  

Posted by 在庫数120万冊!西日本最大級!ジュンク堂書店那覇店 at 12:14Comments(0)ランキング

2015年01月19日

「野菜中心」をやめなさい



「野菜中心」をやめなさい
出版社:宝島社
定価:1080円


本日実用書からご紹介する書籍はこちら

近年、食事においてヘルシーであるとか、低カロリーをうたった食品はかなり多いですが、それは本当にからだに良いものなのか、実際のところ把握できていない方がほとんどだと思います。この書籍はそんな「ヘルシー信仰」、「カロリー神話」に対しての警鐘と改善策を説明しています。

この書籍は以前に当店でイベントを行いました、渡辺信幸さんの新刊になります。

ちなみにこちら2点



も出版時にかなり反響がございました。

今回も刊行記念といたしまして、1/24(土)に当店B1Fにてイベントを行います。詳細は(こちら

もしご興味がございましたら、ぜひイベントにもご参加ください、お待ちしております。
  

Posted by 在庫数120万冊!西日本最大級!ジュンク堂書店那覇店 at 10:00Comments(0)イベント情報本の紹介

2015年01月18日

なぜ捏造は起こったのか

皆さまこんにちは、こんばんは。理工書担当にございます。
成人式終わりましたねー。ご成人の皆様オメデトウございます!
と言っている間に、来週はムーチービーサーですね。1月は行事が多くて大変ですガ-ン

さて、今回ご紹介する書籍はコチラ



「捏造の科学者 STAP細胞事件」
著者:毎日新聞科学環境部・須田桃子
出版社:文藝春秋
価格:1600円+税


2014年1月28日にSTAP細胞発見の記者会見が行われてから1年が経とうとしています。
発表当初、一大スクープとして連日テレビや新聞に取り上げられ
研究リーダーの小保方晴子さんの姿をテレビで見ない日は無いほどでした。
しかし、華々しい発表もつかの間。発表論文の一部無断引用や掲載画像の盗用など
次々に問題点が浮上し、ついにはSTAP細胞そのものが存在しない、つまり捏造だったという
結果でひとまずの終わりを迎えました。
その間に色んな憶測なども飛び交い、実に慌ただしい事件だった印象を受けました。

この書籍は、毎日新聞の記者である須田桃子さんが
これまでの取材内容をまとめたもので、普段ニュースでしか軽く流れを見聞きしていなかった
私にとって一連の流れを知る良いきっかけになりました。
今回の事件は未だに謎に包まれています。ですが、これが時間が掛かるものであっても
やはり真相が明らかになって欲しいと思わずにはいれません。

こちらの書籍は1階新刊・話題書コーナーと、2階PC壁面近くの科学技術用語の棚にて
絶賛展開中です。  

Posted by 在庫数120万冊!西日本最大級!ジュンク堂書店那覇店 at 17:20Comments(0)新刊・話題書本の紹介

2015年01月12日

1月12日の記事

こんにちわ。昨日は成人式でしたね。
本日、ジュンク堂もお客様で大賑いの一日。
さて事務担当より本をお薦めいたしましょう。

私は最近思い立って、西洋美術を勉強してみました。
全然まだよく分かりませんが、昔学生の頃に比べれば受動的ではなく、能動的にという意味でも、
感動を伴った何かしらの反応が起きているところです。

家族の中に芸術通がいるので、ちょっと質問すればいいので楽チン(笑)
一緒に画集を見たり、知ってることを教えあったりできるのが良いです。

もちろん、美術史なんか勉強しなくても何にも困らないのですが、
年齢を重ねていくと色んな場所に出たり、色んな業種の方々と交流を持つ機会等が増えていきます。
そうした時にちょびっと~でも、共鳴するところが合ったほうが、相手にいい印象を与えられるかも知れません。
芸術家たちが当時サロンで集まって美学に対してや社会に対しての議論を交わしたとか。
そこまでは求めてませんが(笑)、お求めなら↓をクリックするか、お電話でも受付けますので、どうですか?
日本美術と西洋美術の名品250点のカラー図版が掲載された豪華なムック、お値打ちかも!?

BRUTUS特別編集
合本 日本美術がわかる。西洋美術がわかる。

BRUTUS特別編集 合本 日本美術がわかる。西洋美術がわかる。
日本美術がわからない。西洋美術がわからない。
だからちっとも興味が持てないと諦めていた人にBRUTUSが提案するのは、作品と個別ににらめっこするのではなく、少し離れて美術の歴史を俯瞰してみること。
全体図があると眺めが良くなるもの。各時代を背景に、ひとつひとつの作品が生まれた理由がわかってくると、美術の成り立ち自体が見えてきます。
日本美術は縄文時代から近代まで、西洋美術は古代ギリシャ・ローマから第一次大戦後まで。
まずは、美術の全体図をひとつかみ!
<amazonより>
  


Posted by 在庫数120万冊!西日本最大級!ジュンク堂書店那覇店 at 17:32Comments(0)

2015年01月12日

+++MY BOOKS+++ 《週間ランキング10》

今週のランキングはこちらになります!
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1.人生には「まさか」の坂がある  【安里賢次 著・二見書房】

2.日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか  【矢部宏治 著・集英社インターナショナル】

3.夢をかなえるゾウ 3  【水野敬也 著・飛鳥新社】

4.世界の大富豪2000人がこっそり教えてくれた3週間で人生を変える法  【トニー野中 著・三笠書房】

5.沖縄「地理・地名・地図」の謎  【安里進 著・実業之日本社】

6.ジュニア版 琉球・沖縄史 改訂版  【新城俊昭 著・編集工房東洋企画】

7.診療雑感  【西平守樹 著・新星出版】

8.フランス人は10着しか服を持たない  【ジェニファー・L・スコット 著・神崎朗子 訳・大和書房】

9.新・戦争論  【池上彰 著・佐藤優 著・文藝春秋】

10.沖縄県民のオキテ  【書浪人善隆 著・伊藤麻由子 著・KADOKAWA】

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今、巷で話題という図書館の「福袋」をご存知ですか?
たくさんの本を見てきた図書館司書が、各人の目利きで選んだ本を2~3冊組み合わせて中身が分からないようにして包装し、希望者に貸し出しをするそうです。
限定○○個というプレミア感と、なかなか普段自分では選ばない本と遭遇するワクワク感で人気です。
包装の可愛らしさもたまりません!(図書館員が手作業で詰めるだけでなく、お正月用の手作りのハンコまで押してる懲りよう…)
そのままジュンク堂で真似するはちょっと困難ですが、斬新なアイデアと手間を惜しまない気持ち、日々の仕事に取り入れつつ頑張りたい…  


Posted by 在庫数120万冊!西日本最大級!ジュンク堂書店那覇店 at 11:21Comments(0)ランキング

2015年01月11日

アフリカ25万人の「お父さん」

こんにちは、社会科学書担当の鈴成こと成田すずです。
本年も社会科学書をごひいき賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。

さて、今日・明日と成人式が行われるところも多く、今朝は早くから晴れ着姿のお嬢さんをお見かけしました。
しかし鈴成は根っからのあまのじゃく。新成人の皆さんへぴったりの金言集とか、カワイイ自己啓発書・・・なんてベタな書籍紹介は致しません。

もっとぴったりの本があるのです。
ぜひぜひ、ぜひこちらを!

歩き続ければ、大丈夫。
佐藤芳之/ダイヤモンド社

ケニア・ナッツ・カンパニー、あるいはルワンダ・ナッツ・カンパニーという名前をお聞きになったことはあるでしょうか?
著者の佐藤さんはそれらの創業者で、75歳となった今もアフリカの地にナッツを育てる事業を行っています。
この本が発売になる少し前、偶然見たテレビ番組で佐藤さんが紹介されていました。
かつての植民地時代を経て、独立後も長い内戦や貧困に苦しんできたアフリカの人たちが、ここで生き生きと働き、収入を得ることができるようになった、という話でした。
その中でとても印象的だったのが、インタビュー中に話しかけてきた従業員の若い女性が、その工場の創設時に働いていた人の娘さんだと判明したシーン。
ああ、そうなの! 誰々の娘だって。と嬉しそうに笑う佐藤さんの表情は、それだけでもう人となりが垣間見えるようでした。

その佐藤さんが出した自叙伝です。
何十万人というアフリカ人の「お父さん」の言葉は、温かくて、優しくて、とても肯定的。
ダメダメで何か焦っていた「昔の自分」に向けたという佐藤さんのメッセージはそのまま今の若い人へ響くし、目の前の若者に「どうしてそんななの?」とイラついてしまう年長者の心をも「まぁまぁ、そんな頃なんだよ」となだめてくれる、不思議な力があります。

私事、父親に褒められたことがありません。
安定しない職をフラフラと渡り歩いてようやくたどり着いた「ジュンク堂書店」という居場所。やっと自分の仕事に出会えたかもしれないと思ったときも「本の仕事がしたいなら本屋なんかじゃなくて司書資格を取って公務員として働けばいい」と一蹴されました。
そういう選択肢もあるかもしれません。でも私はここで頑張りたいと思ったから、今日も全力で働いています。
この本の「お父さん」の言葉は、そんな私にはズシンと・・・いや違うな、フワリと来ました。
『だめ』はないんだよ、と初めて許してもらったような気がして、ちょっとだけ涙が出ました。

そんな個人的感想はさておいても、この本はどのような立場の人にも伝わるものがあると思います。
これから何かになっていく人も、まだなににもなっていない人を育てる人にも、成人の日を前に今いちばん心動かされる本を。  


Posted by 在庫数120万冊!西日本最大級!ジュンク堂書店那覇店 at 20:11Comments(0)新刊・話題書

2015年01月09日

ジョニー・ザ・ラビット

 イタリアの大衆歌、カンツォーネを口ずさみながら、朝っぱらから気だるげに酒をあおる。前触れもなくノックが数回。男は厄介ごとの到来を感じながら客人を招きいれる。現れたのはワケありの美女。優れた探偵である男を頼ってきた彼女の依頼の裏に、キナ臭いものを感じながらも、探偵ジョニー・ラビットは調査を開始する。

『花は桜木、男はジョニー。この浮世に生をうけて早三年(人間換算で三十歳ほど)、グレーの毛皮を小粋にまとい、鼻の穴からケツの穴まで兎一匹ここにあり。』

  




ジョニー・ザ・ラビット
著  者:東山 彰良
出版社:双葉社
価  格:600円(税別)



 登場人物はすべてうさぎ。ふわふわでカワイイあの、うさぎ。
 されどストーリはまごうことなきハードボイルドな探偵物。
 そんなギャップが魅力的な怪作、それがこの、「ジョニー・ザ・ラビット」。

 酒びたりの探偵、謎の美女、怪しい依頼、冒頭からハードボイルド探偵物のお約束を踏まえた形で幕をあげるこのお話、イメージのギャップを狙った一種のパロディ的作品かといえば、そうではなく。
 かつてマフィアのドンに飼われていたジョニーは、彼の生き様から『男とはなにか』ということを目の当たりにしてきました。
謀略により飼い主であるドンが殺害され、野生となったジョニー。
 憧れたドンの生き方を目指しながら、自らがちっぽけな存在でしかないことに煩悶し、それでも己の生き様を通そうとするジョニーの姿はまさにハードボイルドと呼ぶにふさわしい。

 現在、1F文庫コーナーの双葉文庫の棚にて大展開中です。一風変わった探偵物を呼んでみたい方。
一度ご覧になってはいかがでしょうか。

・・・ちなみに、同じ世界観の続編は(最近はやりの)ゾンビ物となっております。
 『ナイト・オブ・ザ・ホッピングデット』というイカしたサブタイトルがついているので、心くすぐられる方はこちらもチェックしてみてくださませ。




  

Posted by 在庫数120万冊!西日本最大級!ジュンク堂書店那覇店 at 20:09Comments(0)本の紹介

2015年01月05日

ゆるマナー始めましょ

皆さんこんにちは、実用担当の真壁です。
本日は大人にも子どもにも読んでいただきたい本を紹介します。



「ゆるマナー始めましょ」
著:岡田承子・柳田圭恵子
出版社:ほんの気
1080円(1000円+税)


マナーと言えば堅いイメージですが、この本に書いてあることは普段の生活でも出来る簡単なマナーです。誰でも言える一言で人の温かみが感じられることを教えてくれる一冊です。タイトル通りのゆる~いマナーですので、大人でも子どもでも気軽に読んで是非実践してみましょう!
いつもの日常に笑顔が一つ増えるかもしれませんよ。
  

Posted by 在庫数120万冊!西日本最大級!ジュンク堂書店那覇店 at 21:30Comments(0)本の紹介

2015年01月05日

+++ MY BOOKS +++ 《週間ランキング10》

今週のランキングはこちらになります!
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1.人生には「まさか」の坂がある  【安里賢次 著・二見書房】

2.新・戦争論  【池上彰 著・佐藤優 著・文藝春秋】

3.ビブリア古書堂の事件手帖 6  【三上延 著・KADOKAWA】

4.沖縄県民のオキテ  【書浪人善隆 著・伊藤麻由子 著・KADOKAWA】

5.21世紀の資本  【トマ・ピケティ 著・山形浩生 訳・守岡桜 訳・みすず書房】

6.日本人のためのピケティ入門  【池田信夫 著・東洋経済新報社】

7.その女アレックス  【ピエール・ルメートル 著・文藝春秋】

8.本土の人間は知らないが、沖縄の人はみんな知っていること  【須田慎太郎 著・矢部宏治 著・書籍情報社】

9.映画妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!まるごとシールブック  【小学館】

10.沖縄「地理・地名・地図」の謎  【安里進 著・実業之日本社】

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昨年中は大変お世話になりました。また今年もどうぞよろしくお願いいたします。
2015年未年になって初めてのランキングとなりました。
さて、世界中で注目を集めている「21世紀の資本」が間違いなく売れています。
こちらの解説書・副読本も多数出ていて、ここまでの反響に正直びっくりです。
もはや洗脳!?と思えるくらいの妖怪人気も、お正月映画でさらに熱が上がります!

プライベートでは四日にやっと初詣へ行きました。参拝者が多く、随分並んでの参拝でした。
では、また来週まで。  


Posted by 在庫数120万冊!西日本最大級!ジュンク堂書店那覇店 at 12:36Comments(0)ランキング

2015年01月04日

「仮想通貨」の衝撃

みなさん、あけましておめでとうございます。
年末年始に実家に帰りそびれ、お年玉をもらい損ねた理工書担当です。
みなさんはお年玉の使い道はもう決まったでしょうか?
「まだ」という方はぜひ、ジュンク堂をご利用ください。

さて、お年玉といえば、最近では現金ではなく
電子マネーを贈るなんてことも言われる時代になりました。
アプリだけでなく、映画や本まで買えるようになった電子マネーやビットコイン。
その便利さで、今や流通しているビットコインの総額は
15億ドルにもなるといわれています。

そんな便利な仮想通貨とはいったい何なのか。果たして本当に貨幣なのか。
この本を読めば仮想通貨のことがわかる。

「仮想通貨」の衝撃



著  者:エドワード・カストロノヴァ
出版社:KADOKAWA出版
値 段:1400(+税)円


こちらの本は2F PC書、または期間限定ですがエスカレーター横の
フェア棚の方にも展開していますので、ご来店の際はぜひご一読ください。



  


Posted by 在庫数120万冊!西日本最大級!ジュンク堂書店那覇店 at 20:09Comments(0)新刊・話題書